日産 セレナ(DAA-GFC27)に車内置き去り防止装置(SOS-0006)を取り付けます!
今回取り付けるSOS-0006(車内置き去り防止装置)は車内に取り付け、車内後方まで移動させ強制的に車内確認を習慣化させる装置となっています!
内閣府認定リスト掲載商品(認定番号:A-007)
~SOS-0006の安全性~
★いたずら防止機能
→ボタンは走行中(エンジンON時)に押しても反応が無い仕様です。
★施工の工夫
→本体ユニットや配線は露出しないように配線隠しを実施します。
→下車確認ボタン(赤)は子供の手の届かない位置に設置します。
※3列シートの場合、天井に設置したとしても子供の手が届いてしまうことがあり、置き去り防止装置の意義が失われてしまう場合もあるのでボタンカバーの取り付けもあります。(オプション商品となっていますので別途料金がかかります。)
★誤作動のリスクを排除
→基盤をシンプルな構造に、深夜や早朝に大音量が鳴り響くなどの誤作動のリスクを可能な限り排除しています。
★素材面の配慮
→ユーザーが使用する下車確認ボタン(赤)や非常ボタン(黄)はABS樹脂と呼ばれる強度の高いプラスチックを使用し鋭利な箇所を一切排除するなどの耐久性と安全性を確保しています。
下車確認ボタン(赤)は車両後方のピラー部分に取り付け、非常ボタン(黄)は助手席側のピラーに取り付けます!配線はルーフとピラーの境目部分の隙間に通します。通していく際ドアがあるのでウェザーストリップ(ドアパッキン)を一度外し隙間に配線をいれて戻します。配線が車両前方まで来たらフロントピラーからグローブボックス裏まで通します。
また安全確認ランプ(常時点滅)、下車ボタン確認ランプ(下車確認ボタン押し込み時点灯)はハンドルの左側にステーを取り付け設置します!
配線はコードステッカーを使用し運転席側のダッシュボード下の隙間から助手席側のグローブボックス裏まで通しました!ダッシュボードを外し配線を通すことも可能ですが、時間がかかってしまうので配線通しを使用して通しました。
車外警報機はボンネット内部にある既存のボルトを使用して取り付けました。車外警報機のスピーカー部分は防水仕様ではないので、水や油などが入らないように必ず下向きに設置します。
取付位置は車種、型式などで変わってくるのでその都度変わります。
配線はカバーを取り付け、ボンネット内のグロメットより車内のグローブボックス裏まで通します。
今回の車両はグローブボックス裏にヒューズボックスがあり、そこから電源を取っていきます。
車両によって電源を取る場所も変わりますが、基本同じところ(ワイパーやルームランプ)から取ります。本製品は常時点滅のランプがありますが、微弱な電圧なので車両への負担はほぼありません。
全ての配線がグローブボックス裏に収納されるのですが、車両によって収納可能な幅が大幅に変わってきます。なので車両ごとに適した配線のまとめ方で収納していきます。
シールを貼り、動作確認をします。
~動作確認の内容~
★エンジンを始動した直後
・本体機器から「システムは10分後に起動します。安全運転を心がけてください。」
というガイダンス音声が流れる。
★エンジンを起動し10分後
・本体機器から「システム起動」というガイダンス音声が流れる。
★エンジン停止後車内後方確認を促すガイダンス音声が流れて下車確認ボタン(赤)を押さずに5分間放置直後
・外部スピーカーから警告音が鳴る。
・警告音が下車確認ボタン(赤)を押すと止まる。
★警告音が止まった後
・非常ボタン(黄)を押すと再度警告音が鳴る。
★車両のキーを抜いた後
・安全確認ランプが常時点滅している。(下車ボタン確認ランプは無灯)
・下車確認ボタン(赤)が固着した際に下車ボタン確認ランプが点灯している。
最後にお客様に使用方法を説明して作業完了になります!
作業時間は2時間でした!
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