大阪市淀川区 デジタルタコグラフ取付① 三菱ふそうエアロエース TCIサービス

今回は三菱ふそうエアロエース(LKG-MS96VP)にデジタルタコグラフ(C500_ドラレコ連動なし_新)を取り付けました!
今回はカメラの連動はありませんでした。
まずGPSアンテナとLTEアンテナの位置決めをします。
GPSアンテナは車両内のなるべく水平な箇所でウィンドウ外に向く位置に設置します。
LTEアンテナも同様に水平な箇所で電波の受けやすい位置に設置します。
次に本体機器の位置決めをします。
運転手の方が取り扱いやすい位置を相談しながら探し、取付位置を決め設置します。
元々アナログタコグラフがついていたところに設置することもできましたが、運転手の方からのご要望でダッシュボード上に設置することになりました。
そして電源、パルスケーブルを接続していきます。
ACC、常時電源、アースを取り、回転パルス、速度パルスは
ヤザキ製アナタコカプラー(アナログタコグラフに使用されていたカプラー)から取りました。
最後に本体機器に接続し通信会社の方に連絡し通信確認してもらい作業完了!!
と思いきや回転数が出ていない。。。
たしか、回転パルスの箇所から出ていた電力は微弱だったような、、、
もしかしてヤザキ製アナタコカプラー自体回転数が取れていなかった??
最悪、メーター裏かOBDⅡ(車両に搭載されたコンピューターが行う事故故障診断システム)から探すしかないのか??
かなり調べましたが事例が出ず…。
頼れる電装関係の知り合いに聞いてみようと思い連絡しました。
「メーター裏はめくらないと絶対にとれないと思う。OBDⅡもコンピューター関係がつながっているから少し怖いし...。一度、入力信号のV(電圧)とA(電流)を通信会社の人に切り替えてもらってみたらいいかもしれないですよ」
デジタルタコグラフは速度と回転数の計測する際の入力信号V(電圧)とA(電流)で切り替えることが出来るらしいです。(電装関係の人からしたら当たり前なのか...?)
早速通信会社の人に連絡し変更してもらい数分待ち起動すると、、、
き、、きたぁぁぁあ!!!!✨✨
回転数が出ました!
車両によって回転数の入力信号は異なるそうです。
★主な種類
・クランク角センサー:エンジンの回転軸の位置を検知し、パルス信号を出力します。
・カムシャフトポジションセンサー:カムシャフトの位置を検知し、パルス信号を出力します。
・イグニッションコイル1次測信号:点火コイルに流れる電流の変化を検知し、
パルス信号を出力します。
★それぞれの利点・欠点
・クランク角センサー:比較制度が高いですが、構造が複雑でコストがかかります。
・カムシャフトセンサー:構造が比較的単純でコストが抑えられますが、クランク角センサーより
精度が低くなります。
・イグニッションコイル1次測信号:構造が非常に単純でコストが低いですが、
精度が最も低くなります。
いろいろなセンサーがありました。
これらのセンサーか壊れてしまうとエンジンの不調につながるそう…
繊細な装置となっています。
今回の三菱ふそうのエアロエースは回転数の入力信号は電流(A)信号だったので最初のV(電圧)では確認することが出来なかったという事でした!
最初は取付に何か不備があったのか元々ヤザキ製アナタコカプラー自体回転数が取れていなかったのかと心配しましたが、入力信号の違いで回転数が表示されていなかっただけだったので安心しました。
ヤザキ製アナタコカプラーのおかげでスムーズに作業が出来たので取付時間は約1時間でした。
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